2005年2月12日(土)「しんぶん赤旗」

番組改変で市民が「会」

NHKへの働きかけ強化

京都


 NHK番組改変問題で同京都放送局に申し入れてきた市民らが十一日夜、「NHK問題京都連絡会(仮称)」を京都市内で発足させました。

 発足の会議には、先月三十一日に改変の経過や、改変前の番組放映などを求めて申し入れた労組や平和・民主団体、女性団体などのメンバーら二十人が参加。京都平和のつどい事務局長の倉本頼一氏(滋賀大学教育学部助教授)と、「女性国際戦犯法廷ハーグ判決を実現する会」の西村千津代表が、二度目の要請を行ったこと、今月末までを期限とした回答について不誠実な態度を取り続けていることを報告しました。

 参加者は「日朝協会でも、日本の戦争犯罪を報道することが、韓流ブームに寄与するのではないか、と伝え真相解明を申し入れた」「さまざまな立場の団体や個人が気軽に参加できる名称にしたい」などと発言。対NHKへの取り組みを強める決意が相次ぎました。

 連絡会では、千人を超えた申し入れ賛同者をさらに広げること、十八日にNHK京都放送局と話しあうこと、ジャーナリストを講師に集会を開催するなど、今後の取り組みを決めました。



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