2005年1月25日(火)「しんぶん赤旗」

離任のカンボジア大使と不破議長が懇談


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党本部を訪れたイン・キエト駐日カンボジア大使(右)と懇談する不破哲三議長=24日

 日本共産党の不破哲三議長は二十四日午後、離任のあいさつのために日本共産党本部を訪れたカンボジアのイン・キエト駐日大使と懇談しました。同大使は一九九九年六月に着任し、近く離任する予定です。

 大使は在任中に、不破議長をはじめ日本共産党との対話と交流が発展してきたことを喜びとし、誇りとしていると感謝を表明しました。

 不破議長は、日本共産党とカンボジアとの関係が大使の在任中に良好になり、キエト大使および大使館との交流が活発化してきたことをうれしく思うと述べました。こうした積み重ねのうえに、昨年九月に北京で開催されたアジア政党国際会議で、カンボジアのラナリット下院議長(フンシンペック党党首)と親しく話し合ったことを紹介しました。

 大使は、いまも残る内戦の否定的影響を乗り越えて国づくりを進めるカンボジアの取り組みについて説明しました。

 不破議長が八四年のカンボジア訪問の際のアンコールワットでのエピソードやカンボジアの歴史や文化について述べると、大使は十七世紀の日本とカンボジアの歴史にさかのぼって語るなど、両国の長い友好に親しみのこもった歓談となりました。

 懇談には緒方靖夫国際局長、大使館からチン・チョーム・モニン二等書記官が同席しました。



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