2005年1月11日(火)「しんぶん赤旗」

ビラ配布弾圧事件

憲法研究者が声明

“民主主義の根幹崩す”


 日本共産党の「都議会報告」「葛飾区議団だより」などをマンションで配布していた男性が不当逮捕された事件で十日、憲法研究者が連名で男性の即時釈放と不起訴を求める緊急アピールを発表し、東京地方検察庁に送付しました。

 アピールでは、「男性の逮捕と長期の拘束は、日本国憲法が保障する表現の自由に対する重大な侵害であり、民主主義の根幹を掘り崩すものである。また、これにより、今後、議会活動の報告が阻害されるならば、議会制民主主義が被る弊害もはかり知れない」と抗議しています。

 アピールの賛同者は、浦田賢治氏(早稲田大学)、小沢隆一氏(静岡大学)、北川善英氏(横浜国立大学)、久保田穣氏(東京農工大学)、森英樹氏(名古屋大学)など五十一人。



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