日本共産党

2004年10月26日(火)「しんぶん赤旗」

台風被害

日本共産党が現地調査


町始まって以来の被害

吉井議員「支援に全力」

兵庫・出石町、豊岡市、日高町

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奥村町長(左)の案内で欷被害の大きい鳥居地域を視察する吉井衆院議員(同2人目)、平松衆院候補(同3人目)ら=24日、出石町

 台風23号による河川はんらんなどで大規模な被害となった兵庫県但馬地方の出石町、豊岡市、日高町に、日本共産党の吉井英勝衆院議員、平松順子衆院比例候補らが二十四日調査に入りました。

 出石町では、奥村忠俊町長の案内で被災の現場を視察。出石川が決壊し洪水に襲われた鳥居地域では、斜めに倒れた家など大部分の住宅が大きく損壊。車の上に流されてきた車が乗っていたり、下の土がなくなってアスファルトだけ残る道路など、破壊的な被害の実態がみられました。町全体でも、出石川の堤防が激しい水流で削り取られていたり、四カ所もの決壊、いたるところにある道路の崩壊、大量の倒木・流木など凄惨(せいさん)な光景が広がっています。

 奥村町長ら町幹部は、避難所だけでなく食事に困る全住民に食事を提供しており、水に囲まれた地で孤立している人にも食事を届けたなど懸命の努力を紹介しながら、「町始まって以来の大災害。住民のために全力を上げていますが、国や県の援助を」と要望。吉井議員は、お見舞いするとともに、緊急の被災者支援、抜本的な防災対策に力を注ぐとのべました。

 豊岡市では、被害が深刻な三江地域を訪れました。中村雅宥、都築研二、筒井基二県議、金田峰生党県国政事務所長、地元の市・町議が同行しました。


土砂、濁流で道路埋まる

吉川議員、住民を激励

長野・塩尻市、楢川村

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被災地を視察する(右から)吉川参院議員、備前県議、柴田市議=24日、塩尻市・床尾地域

 日本共産党の吉川春子参議院議員は二十四日、台風23号で被害を受けた長野県塩尻市と楢川(ならかわ)村を視察し、住民から要望などを聞きました。上田ひであき衆院長野4区候補が同行しました。

 楢川村では、JR中央西線の普通電車が脱線した現場を視察。古い宿場町を保存し多くの観光客が訪れる奈良井宿(同村奈良井地域)でも、側溝があふれ住宅五軒が床下浸水しました。

 同村を通る国道19号は、土石流で三カ所が一時通行止めになりました。現場に行く道路も土砂に埋まりました。

 塩尻市では備前光正県議、柴田博、鈴木明子両市議とともに、土砂流出があった平出の床尾地域と西条地域に入りました。

 同地区では「今日やっと道路が通れるようになりました」と高齢の女性。同地区を流れる矢沢川は、上流から流されてきた倒木などが暗きょの入口につまり、土砂を含んだ濁流があふれました。

 吉川議員は、床下浸水した住民から「暗きょの改修をしてほしい」などの要望を聞き、災害復旧のために全力をあげることを伝え、激励しました。


堤防補強と見直し必要

仁比議員に市長ら要望

高知・室戸市

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防潮堤の決壊現場を調査する中根さん(手前後ろ姿)、仁比議員(右から3人目)、武井市長(左はし)ら=25日、高知県室戸市

 日本共産党の仁比そうへい参院議員、党高知県委員会の中根佐知常任委員らは二十五日、台風23号による高波で大きな被害の出た室戸市の被災現場を調査しました。

 被害は室戸市西部から中央部の海岸線全域におよんでいます。同市室戸岬町高浜では、強力な高波が防潮堤を破壊。高波と、壊れた防潮堤のコンクリートが民家を直撃し三人が死亡しました。

 室戸市役所で応対した武井啓平市長、吉本真介議長、山本喜久雄助役らは資料をもとに、被害の実態を説明。武井市長は「堤防の補強と見直しが必要。住民が安心して生活できません」と話し、吉本議長は「激甚災害指定が必要です」とのべました。

 仁比議員は、春名真章前衆院議員と連携して要望にこたえるために全力をあげることを約束しました。

 一行は武井市長らとともに、高波で防潮堤が破壊された被災現場を視察。壊れた民家が無惨な姿をさらし、道路には家財道具やごみが積み上がっています。住民が家の清掃や、修繕に追われていました。防潮堤の壊れた部分には一トンの土のうが積み上げられています。住民から「復旧対策をしっかりやってほしい」の声が寄せられました。

 この後、春名前議員と米田稔県議も加わり、県庁で被災の状況や対策について説明を受けました。


家の再建 支援ほしい

高橋議員に要望

愛媛・新居浜市、西条市

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土石流でおいを亡くした女性(手前)から話を聞く(左から右へ)高橋衆院議員と山岡、岡崎市議=25日、新居浜市大生院

 日本共産党台風・豪雨災害対策本部事務局長の高橋千鶴子衆院議員は二十五日、今夏の台風上陸で大きな被害を受けた愛媛県新居浜市と西条市に入り、被害状況を調査しました。日本共産党の岡崎溥、山岡美美の両新居浜市議と、伊藤学西条市議が案内しました。

 高橋衆院議員は、被災者から要望を聞くとともに、新居浜市と西条市の市役所を訪れ、被災状況の説明を受けました。

 新居浜市で一行は、土石流で四人が亡くなった新居浜市大生院を視察しました。半壊した家の片づけをしていた女性(51)は「家を再建したいのですが、所得制限があって行政の支援を受けられません。農地があるので、ここを離れるわけにはいかないんです。少しでも支援してもらえるといいんですが」と話し、災害の再発を防止してほしいと要望しました。

 また一行は、二十人が避難生活を続ける新居浜市立川自治会館を訪問。三週間にわたって避難生活を送っている近藤満男さん(73)は「仮設住宅に入れることになりましたが、自宅に帰る見とおしが立っていません。日用品が不足しているので、住民に呼びかけて、不要な洗濯機などを貸してもらえるようにしたいと思っています」と話しました。

 高橋議員は被災者を激励し、「災害対策をとるのは行政の責任です。要求があれば伝えてください」と話しました。



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