2004年10月14日(木)「しんぶん赤旗」
![]() 床上浸水の被害現場にかけつけ、ただちに行政に電話を入れ、早急 な対応を求める大森猛前衆院議員(右)=10日朝、横浜市戸塚区 |
九日に首都圏を直撃した台風22号は、神奈川県下に大きな被害をもたらしました。日本共産党神奈川県委員会は十日、台風22号災害対策本部(本部長・はたの君枝前参院議員)を設置し、救援活動を開始するとともに、全県の被害状況の掌握、行政に対する要請などに住民とともに取り組んでいます。
県の発表(十三日午後一時現在)によると、人的被害は、死者一人、負傷者四十一人。住家被害は、全半壊十一棟、一部破損四百六十三棟、床上浸水六百十棟、床下浸水九百八十一棟などとなっています。京浜急行日ノ出町駅付近でがけ崩れが起きて全面不通となり、横浜駅西口一帯が浸水の被害を受けるなど各地で大きな被害が出ています。今後、各自治体で調査がすすめば被害状況はさらに大きくなるおそれがあります。
日本共産党は九日午後から、被災者の救援活動にただちに取り組みました。
被害が集中した県南部地域では、横浜市戸塚区、栄区で床上浸水発生の報告を受け、大森猛前衆院議員がただちに現場に急行。腰まで水につかりながら被災者宅に駆けつけ、市の災害対策本部との連絡、水につかった家財の引き揚げ作業の手伝いなどに取り組みました。
翌十日には、早朝から被害の出た県下各地で、地方議員や居住支部の党員らが、救援活動とともに、被害状況の調査を行い、行政への連絡、要請に取り組みました。
みわ智恵美県議と、あらき由美子横浜市議は横浜駅西口一帯の被害状況を調査するとともに、被災者から出された「事前には何の注意、警告もなかった」「突然水が入り込み、必死で逃げ出した」などの声を受け、すぐに県治水事務所を訪ね、対策の改善・強化を求めました。
県国政事務所は大量の輸送用トラックが突風でなぎ倒されたコープかながわ本部に対し、被害状況を聞くとともに、「党としてお手伝いできることがあれば、連絡してください」と激励しました。
このほか、被災住民からは「床上数十センチまで、あっという間に水が上がった」「水が引いたあとの片付けを家族総出でやっている」「水につかって使えなくなった家財のゴミの山を、早く収集にきてほしい」など切実な声が寄せられ、さっそく要望をもとに行政に対策の強化を求めました。