2004年9月5日(日)「しんぶん赤旗」
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日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は四日、山形県庄内地方に入り、台風15、16号による農作物などの被害状況を調査しました。これに先立って三、四日には台風による塩害被害調査で秋田県に入り、寺田典城知事と懇談するとともに、本荘市と象潟町で調査活動を行いました。
山形での調査には、佐藤芳男衆院東北ブロック事務所長、笹山一夫県議、長谷川肇、斎藤周、市原栄子の各酒田市議、伊藤マツ子遊佐町議、加藤俊行八幡町議らが参加しました。
JAみどり農協の役員らに案内された水田は、水稲の茎から米に養分を送る枝が黄色くなる「枝梗(しこう)枯れ」の被害が一面に広がっていました。役員は、このような塩害にあった水田は「作付け全体の九二%、一市四町で水稲だけで五十五億円以上の被害」と語りました。
また、収穫直前に台風に見舞われた特産の「刈屋ナシ」は、落果などで出荷量が例年の一割に届くかどうかという状況。案内された畑は、黒っぽく葉が枯れ落ちたところに新芽が出ており、「来年(の花)は確実にだめになった」「来年だけではすまない。二、三年かかる」と語りました。役員らは口々に、「これほどひどい落ちかたはない」「農家は大きなショックを受けており、離農が広がれば集団営農の土台が崩れる」と危機感を語り、激甚災害指定法の適用を求めました。
酒田市役所では、和田邦雄農林水産部長と懇談。和田氏は、水稲や果樹の被害の深刻さをのべ、「農業者がやる気を持てるよう国の支援を」と激甚災害指定、災害融資などを要望しました。
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日本共産党の中林よし子前衆院議員は四日、台風16号で大きな被害をだした岡山県の岡山、玉野、倉敷の各市の被災地を見舞い、現地調査をしました。
被災地では、いまだに粗大ごみとなった家財道具が山と積まれ、被災者は泥まみれの家具を洗ったり、家の片付けに追われていました。
床上浸水が百十三戸、床下浸水百二戸の被害が出た岡山市の小串学区では、連合町内会の市場昭三郎会長の案内で被災者を見舞いました。
小串漁協のノリ養殖業者、十七軒のうち十五軒が壊滅的打撃を受けました。漁協婦人部長の大西節子さん(57)は、「何千万円もするノリ加工の機械が全滅して、借金だけは残る。国から援助してもらわないとやっていけない。何とかして岡山のおいしいノリを復興してほしい」と、中林議員に訴えました。
「護岸の両脇から海水が入って、田んぼは全滅」と話すのは同市水門町で町内の評議委員を務める岡崎勝人さん(64)。「被災してからこっち、共産党が訪ねてくれたのはこれで三回目。本当にありがたい」と話していました。
同市久々井で漁業を営む伊賀勝重さん(68)も「ノリの加工機械の被害は四千万円。久々井のノリ業者九軒のうち、もう止めるというもんが二軒も三軒もある」と話し、無利子融資などの支援を求めました。
玉野市で食料品店を営む山本吉郎さん(54)は「冷蔵庫が全部修理不能。買いかえで四百五十万円かかるといわれた」と話し、復旧のための融資を求めました。
岡山市では藤沢和弥、田畑賢司、竹永光恵の三市議が、玉野市では井上素子市議が、倉敷市では赤坂てる子県議と大本芳子、小山博通、田辺昭夫市議、末田まさひこ市議候補が同行しました。