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2021年9月11日(土)

田村政策委員長抗議

共産党は暴力と無縁

民放番組の卑劣な反共デマに

 日本共産党の田村智子政策委員長は10日、国会内で記者会見し、同日のTBS番組「ひるおび!」で、出演者の八代英輝氏が「共産党はまだ暴力的な革命を党の要綱として廃止していない」と発言したことについて、「許されないフェイク(うそ)だ。党として抗議するとともに、多くの市民と一緒に反撃し、事実を伝えていきたい」と表明しました。

 番組で八代氏は、野党共闘にかかわって、「志位(和夫)委員長、つい最近『敵の出方』という言い方をやめようと言ったが、共産党はまだ暴力的な革命というものを党の要綱として廃止していない」と述べました。

 田村氏は、「日本共産党の綱領を読み、政策を見ているのか。先日の第3回中央委員会総会でも、明確に暴力とは無縁であることを示した。そのことを知って、このような発言をしたのならば、コメンテーターとしての資格はない」と批判しました。

 また田村氏は、「この発言について、さっそく多くの市民のみなさんから抗議の声が上がっていると聞いた」として、「多くの市民のみなさんから『政治を変えてほしい』という声が起きているときに、それを邪魔するやり方であり、こういう卑劣なことは許されない」と述べました。

党広報部が抗議

 TBS系「ひるおび!」で出演者が「共産党は暴力的な革命を廃止していない」などと述べたことについて、日本共産党広報部の植木俊雄部長は10日、局の担当者に抗議し、番組としての謝罪と訂正を求めました。担当者は「申し訳ない」と述べ、訂正については検討すると答えました。


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