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2021年9月7日(火)

政治分野の平等めざす

フェミニスト議連と懇談

党ジェンダー平等委

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(写真)全国フェミニスト議員連盟の(左から)陣内、大塚、須藤各氏と倉林氏ら=6日、党本部

 日本共産党ジェンダー平等委員会は6日、党本部で、総選挙での女性候補者増について各党に申し入れを行っている全国フェミニスト議員連盟と懇談しました。倉林明子副委員長・参院議員(党ジェンダー平等委員会責任者)と坂井希・同委事務局長が出席しました。

 議連の陣内泰子前八王子市議は、共産党が女性候補者数の比率の目標値で50%を掲げ、衆院比例代表候補で女性の比率が50%超となっていることについて、「共産党の頑張りはすごい」と発言。議連の大塚恵美子前東村山市議は、高額な供託金など女性の立候補にとってのさまざまな困難を指摘し、「都議選では議連と共産党の候補者が連携できた。総選挙では野党連合政権に期待している」と述べました。須藤延恵・議連世話人はジェンダー平等の考え方を社会に根づかせていくためにも、年齢に応じた包括的性教育をもっと積極的に進める必要があると強調しました。

 倉林氏は党が綱領改定で「ジェンダー平等」を掲げ、「自己改革」を呼びかけたことで党全体の学びの意識が高まっていると紹介。議連の3氏からは活発に質問が出され、自己改革の努力への共感や期待が語られました。

 来たる総選挙が大きな転換点となるとして、女性差別撤廃条約の選択議定書の批准、男女賃金格差の是正、女性に対する暴力の根絶、民意を反映する選挙制度への改革などに向けて、草の根で力を合わせていこうと意見を交わしました。


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