2021年9月7日(火)
直ちに臨時国会を
野党、与党に要求で一致
日本共産党、立憲民主党、国民民主党の国対委員長は6日、国会内で会談し、菅義偉首相が憲法53条に基づく臨時国会の召集を拒否して政権を投げ出し、自民党が国民不在の後任総裁選びをしていることを批判しました。首相が「コロナ対策に専念する」と言うならただちに臨時国会を開くべきだとして、政府・与党に申し入れることで一致しました。
立民の安住淳国対委員長は、「本当にコロナで困っている人たちのために、少なくとも国会議員として任期の間は国会をやるべきだ」と批判しました。
また、会談後の会見で安住氏は、総選挙に向けた野党共闘について問われ「国会での野党共闘がエンジンとなって4党の連携が進んできたから、菅首相は総裁選不出馬を表明せざるを得なかった」と述べ、「(野党と与党の)1対1の構図でたたかうためには、どれだけの選挙区で候補者の一本化が図れるかだ」と指摘。「国民に政権交代の選択肢を選挙区ごとに示していく責任が出てきた」と強調しました。