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2021年9月5日(日)

辺野古リポート

防衛局はサンゴ殺すな

●8月29日 県高教組が抗議船から調査

 沖縄県高教組南部支部の幸地一支部長ら5人は、抗議船・平和丸に乗船。新基地建設の現場を調査しました。5人は民意を無視しサンゴ破壊やN2護岸など違法な工事を強行する様を見て怒りを募らせました。

●9月2日 ヘリ基地反対協がサンゴ破壊中止など防衛局に要請

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(写真)沖縄防衛局前での集会でマイクで訴える中原さん(右端)=2日、沖縄県嘉手納町

 ヘリ基地反対協の仲本興真事務局長ら代表が沖縄防衛局を訪れ、新護岸工事や全ての新基地建設作業とサンゴの採捕・移植作業を直ちに中止するように抗議と要請を行いました。反対協側は、使用されている接着剤について、「水中生物に長期にわたって悪影響を与える恐れがある」と注意書きがあり有害だと指摘し、使用と移植地の環境破壊をやめるように要請しました。防衛局側は「使用している水中ボンド(接着剤)はこれまで使用実績が豊富にあり、環境への悪影響は報告されていない」と無責任な回答に終始しました。要請後、防衛局の玄関前で二十数人が集会を開催。要請に参加した中原貴久子さんが「(国が設置した)環境監視等委員会にはサンゴの専門家がいないことが分かった。許せない」と語りました。参加者は「防衛局はサンゴを殺すな」とシュプレヒコールをあげました。


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