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2021年8月31日(火)

比例ブロックの様相

九州・沖縄(定数20) 沖縄1区・比例2議席以上を

暴走深刻な地でこそ

写真

(写真)(左から)まじま省三、まつざき真琴、あかみね政賢、田村貴昭の各氏

 九州・沖縄ブロックで、日本共産党は「比例90万票(得票率)15%以上」で比例2議席以上の獲得と、現有議席である衆院沖縄1区の必勝をめざし、あかみね政賢(沖縄1区重複)=現=、田村貴昭=現=、まじま省三(福岡9区重複)=前=、まつざき真琴(鹿児島2区重複)=新=の4比例予定候補を先頭に支部・後援会が全力を挙げています。

 定数20の比例ブロックで自民、公明両党は10議席を占め、過半数獲得を狙っています。しかし九州・沖縄の自民党は問題発言を繰り返す麻生太郎副総理をはじめ総務大臣や国対委員長など悪政推進の中心を担う議員ばかり。公明党も比例選出の議員がコロナ禍の緊急事態宣言中の「クラブ」通いや、貸金業法違反容疑で議員事務所の捜索を受けています。与野党逆転のためにも比例で日本共産党がいまの1議席から2議席以上に伸ばすことが求められています。

 九州・沖縄は、全国の農業産出額の2割を占めますが歴代自民党政治の“農業つぶし”に苦しめられています。玄海(佐賀)、川内(鹿児島)の二つの原発の稼働が強行されました。沖縄・辺野古と鹿児島・馬毛(まげ)島の新基地建設をはじめ、佐賀空港のオスプレイ配備などが狙われ、長崎・佐世保に「日本版海兵隊」が置かれるなど自民党の暴走政治が最も深刻です。一方、有明海再生、水俣病被害者救済、ダム建設阻止などのたたかいが力強くすすんでいます。

遺骨土砂怒り

 沖縄・辺野古米軍新基地建設では、戦没者の遺骨が眠る本島南部の土砂を埋め立てに使おうとしていることに県民の怒りが広がっています。あかみね氏は、土砂を絶対に使用させず新基地建設阻止のため、比例での党躍進とともに衆院沖縄1~4区での「オール沖縄」予定候補の勝利が不可欠と訴えています。

 鹿児島県西之表市の馬毛島で狙われる米軍機の訓練移転と自衛隊基地建設では、市長選で反対の民意が示されています。党比例予定候補は何度も同市を訪れ、ともに反対運動をすすめています。

被災地の声で

 コロナ感染爆発や毎年のように襲われる自然災害の中で、「国民の苦難軽減」に頑張る党への期待が広がっています。今年8月の記録的大雨でも田村、まじま、まつざきの各氏はただちに被災地に駆けつけました。福岡県久留米市城島町の住民は「ほかの党は浸水被害が出るたびに議員が来て『頑張ります』と言って帰るがそれっきり」と述べ、住民の要求を聞き取って行政に届けてくれる共産党への期待を語りました。

 「90万票の目標を本気でやり切ろう」と、支部と後援会は宣伝を強めるとともに、「九沖版後援会ニュース」を届け、支持を広げてくれる「担い手」づくりに全力。さらに党員・「赤旗」読者の前回総選挙時回復・突破に挑んでいます。

 大分県臼杵市の支部は、700人の後援会員に党の支持を広げてもらおうと行動中。熊本県山鹿市で集いに参加した真ん中世代の6人は「話を聞いて希望が持てました」と、担い手になりました。


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