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2021年8月29日(日)

私と日本共産党 衆院比例予定候補は語る

九州・沖縄(定数20) あかみね政賢予定候補(73)

遺骨を積んだ少年の日

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衆院議員(7期)、党沖縄県委員長、沖縄1区重複

 私は、沖縄戦から間もない1947年、旧小禄(おろく)村(現在の那覇市)で生まれ、悲惨な戦争の傷痕が残る中で、少年時代を過ごしました。父親の畑仕事を手伝うようになると、私の役割は、散乱した戦争犠牲者の遺骨の断片を畑の四隅に積み上げることでした。

 高台にある小学校は、米軍那覇飛行場(現在の那覇空港)の爆音にさらされ、授業もしばしば中断しました。米軍の直接統治下で、米兵による強姦(ごうかん)事件などが処罰されないことに大きな怒りを抱いていました。

 異民族支配の下にあった沖縄の不条理を打破したい。強い気持ちに突き動かされて、大学在学中の1967年、日本共産党に入党しました。

 1972年の本土復帰を経て、日本共産党は沖縄でも公然と活動できるようになり、私は、日本共産党八重山郡委員会の専従になりました。

 沖縄では、従来の保守・革新の立場の違いを乗り越えて、「オール沖縄」のたたかいが広がっています。そのたたかいの先頭に立ってきたのが、故・翁長雄志前知事でした。いま玉城デニー知事が翁長さんの遺志を継ぎ、辺野古米軍新基地建設に反対を貫き、沖縄らしい優しい社会の実現のために全力で頑張っています。沖縄1区の私の議席はこうしたたたかいと一体のもので、「オール沖縄」を象徴するものです。

 総選挙は、野党連合政権への可能性を大きく広げています。新基地建設の中止は、いまや野党の共通目標になっています。1区勝利と比例躍進のために全力で頑張ります。


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