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2021年8月22日(日)

苦境の農業 支援必要

愛媛のJAと白川予定候補懇談

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(写真)稲荷常務理事(右端)と懇談する(正面左から)林、片岡、白川の各氏=20日、松山市

 日本共産党の白川よう子衆院四国ブロック比例予定候補は20日、愛媛県のJA愛媛中央会、JA松山市、JAえひめ中央を訪れ、管内でのコロナ禍の農業への影響や要望などを聞きました。

 JA愛媛中央会には林紀子県委員長、田中克彦県議、片岡朗衆院愛媛2区予定候補らが同行しました。

 応対した稲荷亨常務理事は新型コロナウイルス感染拡大の影響について、打撃を受けている観光、飲食業への出荷の減少をはじめ、昨年はミカン収穫のアルバイトを県外から受け入れることができず、不足を県内企業などの応援で乗り切ったと報告。今年も募集の時期が迫る中で、県内外での感染急拡大の現状に強い懸念を示しました。

 JA松山市では、小崎愛子市議らが同席。阿部和孝代表理事組合長は「コメが大変になった。業務用がさばききれない。全国的に在庫も多く、今年のコメの値段は急落する」と危機感を募らせました。

 JAえひめ中央では、片岡予定候補、小崎市議らが同席。菅野幸雄経営管理委員会会長も米価下落等を懸念。「愛媛のコメと麦を守りたい」と述べるとともに「せめて愛媛で消費する野菜は県内で生産したい」と語りました。

 白川予定候補は、ミニマム・アクセス米と38%程度の食料自給率を問題視し、「農業は国の基盤です。家族農業をはじめ、意欲ある人が農業を続けられるよう、しっかり支える必要がある」と話しました。

 また、白川予定候補は同日、JAにしうわの木下親代表理事理事長とオンラインで懇談しました。遠藤綾八幡浜市議らも参加しました。


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