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2021年8月21日(土)

豪雨で苦境 漁業調査

青森1市2村で高橋議員ら

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(写真)豪雨で土砂に覆われた養魚場を調査する(左から)佐藤、工藤、高橋、さいとう各氏=20日、青森県むつ市

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員と岩渕友参院議員、さいとうみお衆院青森1区予定候補は20日、青森県むつ市、東通村、六ケ所村で漁協関係者らと懇談しました。工藤祥子、佐藤武の両むつ市議が同行しました。

 むつ市では、豪雨による大量の土砂で県の特産品「海峡サーモン」の稚魚など約30トンが全滅した山口養魚場を調査。地元高校生を含む70人のボランティアが堆積した泥のかき出しをしていました。

 被害状況を説明し、激甚災害指定を求める市経済部の立花一雄部長に、高橋議員は「西日本の豪雨被害と一体で激甚災害に指定するよう内閣府に求めます」と応じ、その後、内閣府の防災担当に直接要請しました。

 東通村の畑中稔朗村長とは、日本海溝の地震への備えが話題に。「地震の被害想定が非常に大きく、制度、予算上も余裕を持った備蓄や避難所設営ができるよう国に支援をお願いしたい」と訴えました。

 六ケ所村の泊漁協では、県漁連会長でもある松下誠四郎組合長が原発汚染水の海洋放出問題について、「断固反対している全漁連とともに連携していきます」と語りました。

 東通村の白糠(しらぬか)漁協では、東田強一参事が11日に八戸港で起きた貨物船の座礁について「重油の流出には組合員もみんな心配しており、うちからも監視員を2人派遣しています」と不安な胸の内を語りました。


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