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2021年8月20日(金)

私と日本共産党 衆院比例予定候補は語る

北陸信越(定数11) かねもと幸枝予定候補(63)

政策を語り抜く 確信に

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「しんぶん赤旗」福井県記者などを歴任、党福井県書記長。福井1区重複

 私が25歳、夫が31歳のとき、夫が松岡町議選に立候補することに。当時の町議選の選挙期間は1週間。告示後の木曜の夜「奥さん、ちょっと来て」と呼ばれ、地域のずいぶん年上の男性数人に取り囲まれる形で「選挙に勝つには金をばらまかなあかん。誰が金をいくら準備するか。誰に配るか。誰が捕まるか、決めておかなあかん」と迫られ、心臓がドク、ドク。

 「若い私に言えば、押し切れると思った?私がハイと返事をしたら、全国の日本共産党の努力を無にする。戦前、どんなに拷問を受けても頑張りぬいた先輩たちの歴史に泥を塗る」。そんな思いが頭の中をぐるぐる回りました。

 この場に日本共産党員は私一人。試練だと思いました。「できません。金など配ったら、共産党ではありません。日本共産党は、政策を語って支持をお願いします。最後まで政策で金元直栄を押し上げてください」と頭を下げました。「あんたは世間を知らない」とも言われましたが、私は頑張りぬきました。

 夫は最後まで街頭演説で政策を語り、上位当選を果たすことができました。

 私の入党にも結婚にも大反対していた両親でしたが、のちに頑固な父が「共産党の選挙のやり方が一番だ。みな手弁当で応援している」「なんで、日本共産党の良さがみんなにわからんのか」と話していて、びっくり。「自民党の悪政に苦しめられている人は、いずれ政治を変える仲間として手をつなげる」と確信になりました。

 いま私が共産党の一貫した政策を語っています。


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