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2021年8月20日(金)

玉木代表「全体主義発言を改める」

事実上の撤回と受け止める

志位委員長が表明

 日本共産党の志位和夫委員長は19日、国会内での記者会見で、国民民主党の玉木雄一郎代表が前日の記者会見で「左右の全体主義とは共産主義、共産党のこと」とした自身の発言について「改めたい」と述べたことへの受け止めを問われ、「改めるということであり、事実上の撤回と受け止めている。先ほど、私から電話で玉木代表に事実上の撤回と受け止めていると伝え、引き続き協力していこうという話もした」と表明しました。

 玉木氏は前日、「共産主義は全体主義に密接につながるとの認識でいたが、(ソ連共産党など)歴史的にあった共産党と(日本共産党を)同一視したことは改めたい」と述べていました。

 志位氏は、17日に開かれた臨時国会召集を求める野党合同院内集会後に、玉木氏と短時間会い、玉木代表から、一連の発言について「(日本共産党は)崩壊したソ連共産党や、いまの中国の党のような党と同じだとは見ていない」との発言があったと述べました。


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