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2021年8月17日(火)

大雨被害 共産党が調査

避難先トイレ不足

広島市 大平氏ら

写真

(写真)住民(手前)から被害の様子を聞く(左から)藤本、大平、中森各氏=15日、広島市

 日本共産党8月豪雨災害対策本部の大平よしのぶ副本部長(前衆院議員・衆院中国ブロック比例予定候補)は15日、広島市内の土砂崩れが起きた現場5カ所を訪れ、被害現場の調査と、住民らから被害の様子と要望を聞きました。

 午前は同市西区田方2丁目と己斐上3丁目、5丁目を藤本さとし衆院広島2区予定候補、中森辰一広島市議と、午後は同市安佐南区山本と安佐北区亀山南を清水貞子党安佐北区委員長らとともに調査しました。

 田方2丁目では、土砂で半分以上埋まった車や大きな石が目につきました。同町に約60年暮らす男性(76)は「今まで田方は災害がなかった。こんなことになるとは思わんかった。土砂の撤去は個人じゃできん」と訴えます。

 亀山南では、自宅の土台が土砂でえぐられ危険なため、近くの体育館で一夜を明かした女性(55)は、60人以上が詰め掛け、毛布一枚で雑魚寝、エアコンもなくトイレも洋式が一つ、和式が二つしかないと訴えました。

 大平氏らは住民をお見舞いするとともに、各所で災害救助法が適用されていることや被災現場の写真をなるだけ細かく映すことなどを紹介。大平氏は「被災者の健康と人権が脅かされないよう、党としても自治体に対応を求めていきたい」と話しました。


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