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2021年8月6日(金)

公明・遠山前議員に100万円

小池都知事に200万円

巨額詐欺の企業側から

政治資金収支報告書

 太陽光発電をめぐる巨額の詐欺事件で社長が起訴された「テクノシステム」側が、遠山清彦・公明党前衆院議員の政党支部と、自民党衆院議員だった小池百合子都知事の2団体に献金をしていたことが5日、政治資金収支報告書から分かりました。(丹田智之)


 遠山氏が代表を務めた公明党衆議院比例区九州第2総支部の収支報告書には2017年9月28日、テクノシステムからの企業献金100万円が記載されています。

 小池氏が代表を務めた自由民主党豊島総支部の収支報告書によると、15年9月7日に同社社長の生田尚之被告の名義で150万円の献金を受けています。

 13年10月28日には、小池氏の政治団体「フォーラム・ユーリカ」に生田被告が50万円の献金。小池氏側に計200万円が渡ったことになります。

 小池氏は小泉純一郎内閣で環境相を務め、太陽光発電を推進してきました。

 遠山氏、小池氏の説明責任とともに、テクノ社と生田被告による政治家への要望や働きかけの有無など、事件の徹底解明が求められます。


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