しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年8月3日(火)

放課後デイサービス重要

大阪・吹田 清水議員ら事業者と懇談

写真

(写真)懇談する(奥左から)山根、清水、かわそえ、石川の各氏ら=2日、大阪府吹田市

 日本共産党の清水ただし衆院議員(近畿比例・大阪4区予定候補)は2日、大阪府吹田市の放課後等デイサービス事業所で、事業者と懇談しました。かわそえたつま衆院大阪7区予定候補、石川多枝大阪府議、山根建人吹田市議が同席しました。

 国は、この4月施行の2021年度障害福祉サービス等報酬改定で、障害のある児童・生徒が通う放課後等デイサービスの報酬体系の区分や加算を大幅に見直し。また現在、「障害児通所支援の在り方に関する検討会」を設置し、放課後等デイサービスの再編が話し合われています。

 清水議員らは事業者から、報酬体系の見直しによる大幅減収や、今まで幾度となく制度が改変されても申請等の煩雑な事務作業がいっこうに改善されないなど、困っている現場の実態を聞き取りました。

 清水議員は「現場に来て直接話を聞いて、サービスの重要性を認識できた。報酬体系は、現場の実態と加算を増やす仕組みがかみ合っていない。安定的に運営していく財政的支援が必要だ」と指摘。「学校と地域との連携、現場の支援など総合的に解決していくことが求められる。自治体に専門的な職員を配置して現場のニーズに応えるべきだ」と述べました。

 石川府議は「報酬体系という法制度と職員加算の仕組みそのものが問題。大阪府は、各役所に支援相談員を配置できるだけの人件費の補助金を出すべきです」と語りました。


pageup