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2021年7月20日(火)

双方向型アンケート 子育て・若者世代結ぶ

長野県

 長野県の日本共産党は総選挙に向けて、子育て世代や青年とのつながりを深める取り組みを強めています。長野県を訪ねました。(前野哲朗)


写真

(写真)ジェンダーパンフ、アンケートを配布する早出市議と山田さん=16日、長野県岡谷市

回答 びっしり

ジェンダー平等

 「ジェンダー平等のパンフレットとアンケートをお配りしています。ご協力お願いします」

 16日朝7時半、長野県の真ん中に位置する岡谷市の市立横川保育園前。日本共産党の早出すみ子・岡谷市議と長地北支部の山田和彦さんは、こう呼びかけます。

園前で

 衆院北陸信越ブロック比例予定候補の藤野やすふみ、たいらあやこ、かねもと幸枝の3氏の対談を掲載するパンフレットに、アンケートはがきをおりこんだ宣伝物を、子どもを連れた保護者に次々と手渡します。2人の孫を連れ、プール道具などの荷物を両手に抱える女性は「読ませていただきます」とパンフを受け取りました。

 子どもを送ったあと保育園から出てきた母親はパンフを開きながら「差別なく、自由に、みんながその人らしく生きられる社会になってほしい」と話します。1歳の男の子を抱く母親は「これまでジェンダー問題については深く考えたことはないのですが、ぜひパンフレットを読ませていただきます」と応じました。

写真

(写真)共産党長野県委員会に届いたジェンダーアンケートの回答。回答欄は、びっしりと書き込まれています

60通超

 こうした保育園前での宣伝活動を、長野県の共産党は今月から始めています。すでに返信は60通を超えるなど好評です。回答欄には小さい字がびっしり。「管理職にはほとんど女性がいなくて男性一辺倒」「今までの人生の中で(ジェンダー差別を)たくさん感じている!」などの怒りとともに「一人ひとりの尊厳、人権保障としてのジェンダー平等、いいですね」と共産党の訴える「ジェンダー平等社会の実現」への期待が寄せられています。

 早出市議は宣伝後、「このアンケートで普段言えないことも書いていただいて、共感し合えたらいいなと思います。ジェンダー問題を考えるきっかけにもしてほしい」と話しました。

願い くっきり

新型コロナの影響

 また長野県の共産党は、新型コロナの生活・仕事への影響や政治に求めることを聞く「若者アンケート」に力を入れています。今年初めから県内で1万人を対象にして党支部が若い世代に届けました。現在は「第2弾」として、さらに1万人へアンケートを届ける準備が始まっています。

郵送で

 安曇野市の穂高支部は、参院長野補選後のゴールデンウイークごろから、「若者アンケート」に取り組みました。支部で議論し、有権者名簿に基づき19歳~25歳の1200人に郵送でアンケートを届けたのです。

 穂高支部の塩田善次郎支部長は言います。「若い世代と一緒に政治を変えていく必要性は強く感じていました。届けた1200人は支部の活動地域の有権者比で約4%になります。多くの人に党を知ってもらう機会にもなると思いました」

図

 アンケートの返信は、インターネットを通じた回答者を除き県内全体で120通以上が寄せられています。回答ではコロナの影響で「仕事やバイトがなくなった」を選択する人が多いなど逼迫(ひっぱく)する暮らしの状況が改めて浮き彫りになっています。そして「困っている人の『公助』を増やすべき」だと政治に求める声が寄せられています。(グラフ)

 塩田支部長は「4月に野党共闘で勝利した参院補選を経験しましたが、まだ多くの人が『どうせ政治は変わらない』と感じ、投票に行かない人も多くいます。若い世代を含めて幅広い人に政治を変える野党共闘の中身を知らせ、政治を変える希望を伝えていきたい」と話します。

 17日に塩田支部長は、連絡先を記入しアンケートを返信してくれた人の家を初めて訪問すると、一人の女性と会うことができました。アンケートへの協力にお礼を言い、10月の市議選に向けた宣伝チラシを手渡しました。

勝利へ

 鮎沢聡・党長野県委員長はアンケートの回答を紹介しながら「若い世代や子育て世代はジェンダー平等問題に関心が強く、また新型コロナ危機を受け、自己責任社会を乗り越える社会を求める思いがあります。自然環境を守る取り組みなど自主的な運動も広がっています」と強調します。「若い世代の思いをしっかり聞くとともに、日本共産党の政策を知らせて、みんなで一緒になって力を合わせれば政治は変えられることを訴えていきたい。こうした双方向型の取り組みが、必ず総選挙での勝利にもつながると考えています」と語りました。


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