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2021年7月8日(木)

辺野古新基地建設 遺骨眠る土砂使うな

平和遺族会が訴え

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(写真)会見する平和遺族会の人たち=7日、厚生労働省

 「平和を願い戦争に反対する戦没者遺族の会」(平和遺族会)は7日、厚生労働省で会見し、沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に沖縄戦犠牲者の遺骨が含まれた土砂が使われることに反対を表明し、遺骨の迅速な収集と返還を訴えました。

 平和遺族会の上田美毎(よしかつ)事務局長は、「犠牲者に遺骨を返さず、遺骨が含まれる沖縄南部の土砂を新基地埋め立てに使うのは人道に反する」との同会の訴えが、「多くの人から署名や賛同を得ている」と報告しました。

 父親を沖縄戦で失った髙向(たかむく)洋子さんは、同省の遺骨収集などが遅れていることを批判。「父の遺骨が戻ったら、戦後必死に育ててくれた、亡くなった母の墓に埋葬したい」と思いを語りつつ、遺骨が含まれる土砂の投入は許されないと訴えました。

 他の参加者も、遺骨収集が沖縄県やボランティア任せになっていること、沖縄県と厚労省で収集すべき遺骨数の食い違いがあり、同省がより少ない数値を発表していると指摘しました。

 同日、会見に先立ち平和遺族会が同省と防衛省に署名を提出し、要請を行いましたが、両省は明白な回答を避けました。


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