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2021年7月8日(木)

2裁判官反対「重要」

辺野古サンゴ訴訟 穀田氏が強調

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(写真)記者会見する穀田恵二国対委員長=7日、国会内

 日本共産党の穀田恵二国対委員長は7日の国会内での記者会見で、沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に伴うサンゴ移植に向けた許可を沖縄県に求めた農林水産相の指示は違法だとした訴訟で、県側の上告を棄却した最高裁判決(6日)に、裁判官5人中2人が反対意見を出したのは「とても重要なことだ」と指摘しました。

 穀田氏は、最高裁判決は「国へのお墨付きでない」との地元紙の社説に「同感だ」と述べた上で、「(辺野古埋め立ての)変更申請が客観的に見て実現不可能な場合には、目的は実現できず、埋め立て工事の続行は許されるべきではなく、当初の(埋め立て)承認は撤回されるべきだ」と踏み込んだ宇賀克也判事の反対意見は「明快であり、その通りだ」と強調。軟弱地盤の改良工事は不可能であり、新基地建設の中止を改めて求めました。


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