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2021年6月9日(水)

対コロナ「全市体制」

那覇市、我如古氏に答弁

市議会代表質問

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(写真)代表質問に立つ我如古市議=7日、那覇市議会

 那覇市議会で7日、日本共産党の我如古(がねこ)イチロー市議が代表質問し、「オール沖縄」の城間幹子市政のコロナ禍の対応、基地問題について見解をただしました。

 今年5月に明らかになった県の「未就学児調査」(昨秋実施)で浮き彫りになった深刻な実態について城間市長は「直接的なコロナ感染拡大防止策はもとより、苦難を抱え、孤立する子育て世帯についても、誰一人取り残されることがないよう支援策を講じる」と答えました。

 我如古市議は、日本共産党が政府に行ったワクチンの安全・迅速な接種、大規模検査、十分な補償などを求める緊急要請を紹介し、同市・沖縄県の対策強化を問いました。屋比久猛義・市政策統括調整監は「市民・県民・国民が望んでいることはコロナ封じ込め。今年度はワクチン接種推進を最優先に、市民と市役所が力を合わせて全市体制で取り組んでいきたい」と答えました。

 同市議会は、3月22日の本会議で同県名護市辺野古の米軍新基地建設に関わり「沖縄戦の戦没者の遺骨等を含む可能性のある土砂を埋め立てに使用しないように求める意見書」を全会一致で可決。城間市長は「恒久平和を希求する市民、県民の心情に沿ったものであり、私も全く同じ思いだ」と述べました。

 我如古市議は「政府に対して埋め立てに使用しないよう一致団結して求めよう」と訴えました。


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