しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2021年6月6日(日)

米軍ヘリ不時着に抗議

沖縄・うるま集会 赤嶺氏「基地撤去こそ」

写真

(写真)米軍ヘリの津堅島不時着に抗議する(右から)高良、赤嶺、屋良、照屋の各氏ら=5日、沖縄県うるま市

 沖縄県うるま市の津堅(つけん)島で起きた米軍ヘリコプターの不時着事故(2日夜)に抗議する集会が5日、雨の中、同市内の公園で開かれました。集会では、繰り返される米軍機の事故や住宅地上空・深夜の飛行を米軍が止めないこと、事故原因などを厳しく追及しない日本政府に対する怒りが渦巻きました。

 集会は同市島ぐるみ会議が主催し、新型コロナウイルス感染防止対策として参加者の間隔を空け、短時間で行われました。

 2日の事故は、米海兵隊普天間基地(同県宜野湾市)所属のヘリが民家から約120メートルの畑に不時着。集会では、(1)米軍ヘリの墜落や不時着事故につながる訓練の即時停止(2)津堅島沖のパラシュート降下訓練の中止(3)日米地位協定の抜本的改定を求める決議―が採択されました。

 同市島ぐるみ会議共同代表の照屋寛之氏は「根本的には基地を撤去すれば解決できる。沖縄で訓練するのはいやだと米兵が思うくらい怒りをぶち上げよう」と訴えました。

 日本共産党の赤嶺政賢、立憲民主党の屋良朝博の両衆院議員、「沖縄の風」の高良鉄美参院議員があいさつしました。

 赤嶺氏は「(国会で審議されている)土地利用規制法案は、思想まで監視されることになる。監視されるべきは米軍基地で、監視する立場は私たち県民だ。沖縄から基地を追い出すたたかいに粘り強く全力で取り組もう」と力を込めました。


pageup