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2021年6月2日(水)

ミャンマー市民支援すぐ

坂本龍一さん・瀬戸内寂聴さん・湯川れい子さんら67氏

日本政府に緊急声明

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(写真)3本の指を立ててミャンマーでたたかう人たちとの連帯を表明する有志の会の代表ら=1日、衆院第2議員会館

 音楽家の坂本龍一さんや作家の瀬戸内寂聴さんなど各分野の著名な67人が1日、ミャンマー市民への連帯を表明し、日本政府に対し、「国軍の蛮行をやめさせ、ミャンマーが民主主義への道を再び回復できるような支援策をただちに講じてください」と求める緊急声明を発表しました。

 衆院第2議員会館で賛同人らが記者会見。

 音楽評論家・作詞家の湯川れい子さんは、ミャンマー市民が自由と民主主義を守るために立ち上がっており、日本政府や企業も賛同するべきだとのべ、「ミャンマーにデモクラシーを取り戻すように声をあげよう」と訴えました。

 作家の落合恵子さんは、ミャンマーで起きていることを私たち自身の問題として考えたいと強調。日本政府は、「今すぐミャンマー市民を守ることに注力すべきです」と訴えました。

 ミャンマーで収監されたフリージャーナリストの北角裕樹さんは、いまも4000人を超える市民が政治犯として収監されていると訴え。問題解決へ日本政府にも動いてほしいとのべ、「日本は民主主義の国です。一人ひとりが声をあげれば政治を動かせます。ぜひミャンマーのことに関心を寄せてほしい」と話しました。

 緊急共同声明には、いとうせいこう(作家)、鎌田慧(ルポライター)、澤地久枝(作家)、津田大介(ジャーナリスト)、金性済(日本キリスト教協議会総幹事)、弘田しずえ(日本カトリック正義と平和協議会)、松本智量(アーユス仏教国際協力ネットワーク理事長)の各氏らも賛同しています。


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