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2021年4月14日(水)

松木候補 野党共闘勝利へ

衆院北海道2区補選が告示

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(写真)第一声を上げる松木統一候補=13日、札幌市北区

 自民党議員だった吉川貴盛元農水相=収賄罪で在宅起訴=の辞職に伴う衆院北海道2区補選(25日投票)が13日告示されました。市民と野党の共闘で勝利をめざす松木けんこう統一候補は、札幌市北区で力強く第一声を上げました。

 松木候補は、駆け付けた多くの支援者らと次々に笑顔でグータッチを交わし、拍手に包まれて登壇しました。

 「初めて今回、みなさんとともにたたかうことができる」と語り始め、「戦争させない市民の風・北海道」と野党が合意して統一候補となれたと感謝し、「共産党、社民党、国民民主党、れいわ新選組とみなさんに応援いただく。絶対に負けるわけにはいかない」と決意を述べました。

 10万円の特別給付金の再支給をはじめ、コロナ対策に全力を挙げると表明。経済対策として「消費税の減税はぜひやるべきです」と力を込めました。

 「市民の風」や各野党が駆け付けました。松木候補は宣伝カーの上から、立候補を取り下げた日本共産党の平岡大介前札幌市議に声をかけ、「寒いときから街頭演説を一生懸命やってきたのは私と平岡さんでした。しっかり頑張ります」と握り拳を突き上げました。

 演説を聞いた東区の女性(47)は「菅政権のコロナ対策や金銭問題はひどい。支持政党はないけれど、野党に与党を逆転してもらうために、家族や親戚に声をかけたい」と話していました。

 金権腐敗への怒りが広がり、自民党は候補の擁立を断念しましたが、次期総選挙の2区候補者を「公募」するとし、自民党員の弁護士や、公認を取り付けたい元アナウンサーが出馬。「保守候補」を名乗って、維新の会などが立っています。


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