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2021年4月7日(水)

フジ外資規制違反 第三者調査を否定

本村氏質問に総務省

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(写真)質問する本村伸子議員=6日、衆院総務委

 日本共産党の本村伸子議員は6日の衆院総務委員会で、フジテレビなどを傘下におく持ち株会社「フジ・メディア・ホールディングス」(フジHD)が2012~14年に、放送法の外資規制に違反していた疑いについて取り上げ、第三者による徹底調査と、フジHDの金光修社長、日枝久取締役相談役の招致を求めました。

 本村氏は、株主議決権の外資比率が20%を超えた事業者は認定を受けられないとする規制に抵触した疑いについて、総務省はフジ側から相談を受けていたのかと質問。吉田博史情報流通行政局長は「フジHDが議決権の取り扱いに関する過誤についての文書を発表したことは承知している。事実関係を確認することが重要だと考えており、調査を始めている」と述べました。

 本村氏は、放送関連会社「東北新社」の外資規制違反の疑いと同様、「第三者に調査させるべきだ」と追及。原邦彰官房長は「東北新社は行政をゆがめた疑念があるが、フジの場合は事実関係を整理する段階。総務省の担当部局で対応したい」と否定しました。本村氏は「総務省は放送業者との癒着が懸念されている」と述べ、第三者による調査を重ねて迫りました。


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