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2021年4月1日(木)

武田総務相に不信任決議案

野党4党が衆院提出 信頼失墜の責任重い

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(写真)野党書記局長・幹事長会談=31日、国会内

 日本共産党、立憲民主党、国民民主党、社民党の野党4党は31日、総務省接待問題で行政への信頼を失墜させた責任は重いとして、武田良太総務相の不信任決議案を衆院に提出しました。

 4野党の書記局長・幹事長、国対委員長が会談し、菅義偉首相の長男が勤める放送事業会社やNTTによる総務省幹部や大臣への接待によって、放送・通信行政がゆがめられた疑惑は極めて重大と批判。武田総務相が官僚に「記憶がないと言え」と指示したり、自らNTT幹部と会食しながら言い逃れを繰り返したりしたことをあげ、「総務省を指揮監督する資格はない」と断じました。

 日本共産党の小池晃書記局長は記者会見で「総務相として説明責任を果たさないどころか、真相解明に背を向けている。武田総務相のもとでは行政の信頼回復は望めない」と指摘しました。

 会談では、新型コロナウイルス感染拡大での菅政権の責任は重いとして、感染防止対策、変異株対策、十分な補償措置を講じる必要性を共有しました。また、厚労省職員の深夜会食は、とうてい国民の理解を得られないとの認識でも一致しました。


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