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2021年3月22日(月)

漁港で陸自訓練やめよ

福岡・糸島 “輪をつくり平和守ろう”

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(写真)集会で訴える柳市議(右端)=21日、福岡県糸島市

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(写真)模擬地雷を水際地雷敷設装置に積み込む陸上自衛隊の訓練=21日、福岡県糸島市

 福岡県糸島(いとしま)市の漁港を使った陸上自衛隊の訓練に抗議しようと、「水際地雷敷設訓練の中止を求める実行委員会」は21日、市内で集会を開き、約100人が参加しました。

 訓練は19日から25日にかけ、同市福吉漁港沿岸と沖合で陸上自衛隊第5施設団(同県小郡駐屯地)が水中偵察と水上航行をするもの。夜間訓練も行われます。

 集会で、日本共産党の柳明夫市議は、安保法制のもと訓練の規模を拡大する自衛隊と、その訓練を容認する市を批判。「軍事訓練に反対する声を響かせて大きな人の輪をつくり、日本と糸島の平和を守ろう」と訴えました。

 参加団体の代表が次々とスピーチ。社民党糸島総支部の江頭晶子代表は「危険性を住民に伝えていこう」と呼びかけました。

 集会後、参加者らは海岸に移動し訓練を監視しました。城井道生代表は、訓練終了までメンバー各人で監視し終了後も委員会は維持すると述べ「全く無用の訓練。再度糸島に来ればまた抗議の声を上げる」と語りました。

 地元福吉校区に住む女性(64)は「訓練を『決まったもの』として回覧板で知らされ、絶対抗議しなければと感じた。全国あちこちで行われる訓練に各地域から反対していかなければ」と話しました。

 日本共産党の、まじま省三衆院九州・沖縄比例予定候補が参加しました。


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