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2021年3月18日(木)

東京変異株検査率2.6%

速報値 都道府県で最低

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 厚生労働省は17日、国内事例の変異株陽性者が、前週の271例から128例増え399例になったと発表しました。空港検疫で確認された74例を合わせると473例となりました。都道府県別では、新たに北海道、徳島県、香川県、愛媛県、沖縄県で変異株陽性者が確認され、全国で26都道府県に拡大しました。

 1~7日の変異株確認検査の実施状況は、速報値で1884件。新型コロナウイルスの新規感染者数7231人に対する変異株検査率は26%でした。

 一方、最大の感染拡大地域の東京は新規感染者数1779人に対し、報告されている変異株の検査数は48件で、同検査率は2・6%にとどまりました。速報値で変異株陽性者数が報告されている都道府県のなかで極端に少なく、最低となっています。

 都が16日に発表した数値では、同時期の変異株検査率は民間検査機関が実施した分が加わり、約10%程度となっています。緊急事態宣言下にある1都3県のうち埼玉県は、速報値の段階で東京の倍以上となる20%を実施。千葉は8・8%、神奈川は9・3%となっています。


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