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2021年2月22日(月)

もっと日本共産党

野党連合政権はどんな政治を?

国民多数の要求ふまえ「五つの提案」

 Q 日本共産党が提唱する「野党連合政権」ではどんな政治をするつもりですか?

 A 日本共産党は総選挙で「新しい日本をつくる五つの提案」(別項)を掲げ、政権交代をめざしています。「五つの提案」は、これまでの選挙で共産党が示した政策とは違います。「野党で政権をつくり、この政策を実行しよう」という野党連合政権の「政権公約」に向けた提案です。

 「五つの提案」は、二つの国民的体験を踏まえ、国民多数の要求をまとめたものです。一つは、新型コロナ危機の体験から得た教訓を踏まえて新しい日本を構想しています。コロナ危機は、国民生活を支える医療、介護、保育、教育などの「ケア労働」が、人手不足や低賃金など粗末に扱われてきたことを明るみに出しました。「五つの提案」は、こうした「ケア労働」の待遇の抜本改善を提起しています。

 コロナ危機が地球環境を破壊する経済活動の根本からの見直しを迫っているもとで、脱炭素、脱原発、再生可能エネルギーの推進などを明記。多くの女性が職を失うなどジェンダー平等後進国の矛盾が噴き出しており、ジェンダー平等社会をめざして雇用における差別をなくすことなどを掲げています。

 もう一つは、安倍・菅政権がつくった「負の遺産」を一掃する内容です。国民多数の「反対」の声を聞かずに安倍政権が強行した集団的自衛権行使を可能とする戦争法(=安保法制)の廃止や、菅政権による日本学術会議の任命拒否を撤回するなど、立憲主義・民主主義・平和主義を回復することを提起。また、辺野古新基地建設の中止や、核兵器禁止条約への参加など、屈従外交から自主・自立の平和外交への転換をもりこんでいます。

 野党が国民にこうした共通政策を示し、政権を協力してつくるという合意に進むため、日本共産党は力を尽くします。


■「五つの提案」

1 格差をただし、家計第一の政治に

2 憲法を守り、立憲主義をとりもどす

3 いいなり外交やめ、自主・自立の平和外交へ

4 「グリーン・リカバリー」―自然と共生を

5 ジェンダー平等を実現、個人尊重の政治に

▼「五つの提案」の詳細は党ホームページで見られます。

https://www.jcp.or.jp/web_policy/2020/12/post-856.html

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