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2021年2月19日(金)

ジェンダー平等社会へ

性差の障壁なくそう

大阪 辰巳・西田・わたなべ氏訴え

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(写真)宣伝する(右から)西田、わたなべ、辰巳の各氏=17日、大阪市・京橋駅前

 ジェンダー平等社会の実現を訴え、日本共産党の辰巳孝太郎前参院議員、西田さえ子衆院近畿比例予定候補、わたなべ結衆院大阪3区予定候補(党府ジェンダー平等担当)は17日、大阪市の京橋駅前で街頭宣伝を行いました。

 辰巳氏は、選択的夫婦別姓制度も、性暴力加害者を適正に処罰するための刑法改正も、セク・パワハラを禁止する法整備も全て、市民が強く望むにもかかわらず、国会で自民党が実現を阻んでいると訴え。「誰もが性別で差別されることなく制度を利用し、法律の保護を受けられる当たり前の社会をつくりたい」と語りました。

 西田氏は、緊急事態宣言に伴う職場の休業を理由に解雇・寮を追い出された女性の非正規労働者から相談を受けたことを紹介。コロナ禍で女性への影響がとりわけ深刻だと訴え、「女性を安い労働力として使い捨てる日本社会を変えるため、一緒に声を上げよう」と呼びかけました。

 わたなべ氏は「コロナの一律10万円は世帯主に振り込まれ、夫の暴力から避難する女性に給付金が直接届かない問題が起きた。ジェンダー平等の視点であらゆる制度を見直し、性差による障害を取り除くことが必要」と訴えました。

 宣伝に手を振ってエールを送った会社員の男性(54)は、森喜朗氏の性差別発言に「性別を理由に意思決定の場から女性を排除するのは許せない」と怒りを込めて語りました。


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