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2021年2月10日(水)

潜水艦衝突 原因究明・再発防止を

共産党高知県議団が申し入れ

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(写真)大原秘書課長(手前)に要望書を手渡す(左から)吉良富彦、米田稔の両県議=9日、高知県庁

 高知県足摺岬沖で海上自衛隊の潜水艦「そうりゅう」と民間商船が衝突した事故(8日)で、日本共産党高知県議団(塚地佐智団長、5人)は9日、浜田省司知事と、防衛省中国四国防衛局に、原因究明と再発防止を申し入れました。

 要望書は「事故が発生した海域は、高知県の漁業者らがカツオ漁などを日常的に行っており、一歩間違えれば、漁船を巻き込む重大事故となる危険性があった」と指摘。浜田知事に対しては、▽高知県として、事故発生時の状況などを具体的に把握し、再発防止に向けた取り組みを行うこと▽防衛省に対して、原因を徹底究明し、再発を防止するよう強く求めること―を要望。中四国防衛局に対しては、▽原因を徹底究明し、再発を防止すること▽発生時の状況、原因、再発防止策などについて、関係自治体、漁業者、住民らに対して、説明責任を果たすこと―を求めています。

 浜田知事への要請に対し、応対した大原英樹秘書課長は、県としても中国四国防衛局に原因究明と再発防止を申し入れたと述べました。


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