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2021年1月17日(日)

高齢者施設職員2万3千人PCR検査

埼玉県が実施へ

 新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令を受けて埼玉県は15日、県内の高齢者施設でのクラスター(感染者集団)を防止するため、427施設、同職員2万3千人に対しPCR検査を実施することを明らかにしました。

 検査対象は、県所管の高齢者入所施設のうち、人口10万人当たり200人以上かつ累計300人以上の感染者が確認されている自治体にある高齢者施設職員。所沢、春日部、深谷、草加、戸田、入間、朝霞、新座、久喜、富士見、三郷、ふじみ野の12市が該当します。

 今月下旬、唾液を採取する検査キットを施設に送付、2月上旬に結果を通知。検査は民間に委託します。

 大野元裕知事は、高齢者施設にウイルスを持ち込むのは施設職員を介するケースが多いとし、希望する職員に緊急に検査を実施することで「リスクの高い高齢者の方々の陽性者を何とか抑制したい」と述べました。

 日本共産党県新型コロナ対策本部と同県議団は、県への申し入れや県議会での質問を行い、PCR検査の社会的検査の実施を繰り返し求めてきました。


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