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2020年12月28日(月)

もっと日本共産党

社会主義・共産主義社会って?

一人一人の力が自由に花開く社会です

 Q 共産主義になると「人々が怠けて失敗する」というイメージがあるのですが、日本共産党が目指す社会主義・共産主義の社会ではどうなんですか?

 A 日本共産党が目標にする社会主義・共産主義の社会とは、誰もが自分の持っている力を自由に全面的に花開かせることのできる社会です。

 そのための変革の中心が「生産手段の社会化」です。平たく言えば、働く人が主人公の社会を作ろうということです。働く人が、強制されるのではなく、自分たちの発意で労働していく社会を作っていこうというのが私たちの大構想なのです。そうなれば働くことが喜びとなるのではないでしょうか。

 「生産手段の社会化」によって、人間による人間の搾取をなくし、社会のすべての人が平等に生産活動にあたるようにします。1人当たりの労働時間は大幅に短縮されます。自由な時間が増えれば、一人ひとりの人間は自分の能力をもっと発達させることができ、それによって社会はいっそう発展することができるでしょう。ここに日本共産党がめざす社会主義・共産主義の核心があります。

 「共産党」というと崩壊した旧ソ連をイメージする人もいると思いますが、旧ソ連では働いている人が主人公どころか抑圧された存在でした。

 日本共産党は綱領で、「社会主義・共産主義の日本では、民主主義と自由の成果をはじめ、資本主義時代の価値ある成果のすべてが、受けつがれ、いっそう発展させられる」と明記しています。旧ソ連や現在の中国にみられる覇権主義や人権抑圧とは無縁の社会です。

 「労働党」や「共和党」などの政党名は各国にありますが、それぞれ実態は異なります。「共産党」についても同じことです。日本共産党はこれからも、“共産主義の本来の姿”を伝えていく努力をしていきます。


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