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2020年11月20日(金)

19年参院選 合憲は「極めて重大」

最高裁判決で穀田国対委員長

 昨年7月の参院選「1票の格差」を合憲とする最高裁判決(18日)について、日本共産党の穀田恵二国対委員長は18日、「極めて重大な判決だ」とコメントしました。

 穀田氏は、2009年の最高裁判決が、当時の参院選挙区の「1票の格差」を違憲状態だと判断し、制度の仕組み自体の見直しを提起したもとで、自民党は制度の抜本改革を先送りし、12年に「4増4減」、15年に「2合区」導入と「10増10減」をそれぞれゴリ押しし、18年には比例代表に「特定枠」を導入するなどで欠陥を糊塗(こと)してきたと指摘。「抜本改革のための議論や合意形成から逃げ続けてきた自民党の責任が問われている」と強調しました。

 その上で、「私たちは、国民の多様な民意を正確に反映する選挙にするために、参院では総定数の削減を行わず、比例代表制を中心とした選挙制度にすることを提案してきた。その方向の実現を目指したい」と表明しました。


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