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2020年11月19日(木)

広島「黒い雨」訴訟

原告ら控訴棄却要求

国・県・市の主張は判断済み

報告集会に大平氏ら

写真

(写真)報告集会で法廷でのやり取りを説明する竹森氏らの話を聞く参加者=18日、広島市

 広島への原爆投下直後に降った放射性物質を含む「黒い雨」を浴びたのに国の援護対象外とされた84人が、広島県と広島市に被爆者健康手帳などの交付却下処分の取り消しなどを求めた「黒い雨」訴訟の控訴審が18日、広島高裁(西井和徒裁判長)で始まりました。

 原告全員を被爆者と認めた一審判決を不服とする国・県・市は「十分な科学的知見に基づいているとは言えない」などと主張。原告側弁護団の竹森雅泰事務局長は「控訴人の主張は、原判決において判断済みの主張を繰り返している。原判決は当然に維持されるべきだ」と真っ向から反論し、控訴棄却を求めました。

 意見陳述した高野正明原告団長(82)は原告全面勝訴の判決が出された後、「驚くほどの多数の人と団体から共感と喜びの声が寄せられた」と述べた上で、国などによる不当な控訴に対して「全国から抗議と撤回を求める声が上がり、その数は100近くに及んでいる」と証言。5年にも及ぶ裁判では16人の仲間が帰らぬ人になったと語り「黒い雨被爆者に残された時間はわずかしかありません。(地裁判決同様)早く被爆者と認めていただきたい」と訴えました。

 日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員・衆院中国比例予定候補、藤本さとし衆院広島2区予定候補が報告集会に参加しました。


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