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2020年11月18日(水)

学術会議任命拒否撤回求める

革新懇が署名呼びかけ

世論で包囲を

 全国革新懇は17日、菅義偉首相による日本学術会議への人事介入に反対し、「任命拒否の撤回を求める」署名を呼びかけました。

 署名は「今回の会員人事への介入は、政府による自由な学術研究の統制と異論を排除する社会をつくり出し、政府見解への忖度(そんたく)を国民にせまり、物言えぬ風潮を強めることになる暴挙」と批判し、(1)学術会議が推薦した会員候補者を任命しなかった理由を明らかにする(2)任命拒否を撤回し、会員候補者6人をすみやかに任命する―ことを菅首相に要請しています。

 学術会議への人事介入は、学問の自由を侵害し民主主義をじゅうりんする暴挙です。学術会議は任命しない理由の説明と6人の任命を要請し、学会・大学関係者だけでものべ950を超える団体が抗議の声をあげています。菅首相はこれを拒絶し、学術会議見直しなどの「すり替え」をはかろうとしています。

 全国革新懇は、この問題を広く国民に訴え、世論で菅政権を包囲してゆく運動が求められており、そのためにも署名が重要になっていると訴えています。

 (署名用紙)


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