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2020年11月1日(日)

「作物支援交付金」 減額に補てん策

新型コロナ 要件変更への批判うけ

 農林水産省は30日、新型コロナ対策で園芸農家を支援する「高収益作物支援交付金」の突然の変更に対する批判を受けて、変更前よりも交付額が減る農家に補填(ほてん)策を講じると発表しました。

 10月30日までに機械や施設などを購入・整備・発注した費用について、変更前の交付予定額を上限に補助します。ただし、変更により交付額が減った場合は、その減額分が上限としています。

 野菜や花、果樹、茶で10アールあたり5万円などの単価は変わりません。

 同交付金をめぐっては予算を上回る申請があったとして同省が要件を突然変更。交付額が減る農家も少なくなく、「すでに投資しているのに途中ではしごを外すのか」と批判が噴出していました。


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