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2020年10月16日(金)

辺野古新基地止めよう

裁判勝利めざし集会

東京

写真

(写真)辺野古新基地阻止、裁判勝利めざし開かれた学習集会=14日、東京都千代田区・日本教育会館一ツ橋ホール

 辺野古米軍新基地建設の阻止へ沖縄県が政府を相手に提訴している裁判の勝利めざす集会が14日、東京都内で開かれました。「止めよう!辺野古埋め立て」国会包囲実行委員会が主催。

 新基地をめぐっては、埋め立て承認の撤回を取り消した国の裁決は違法と県が訴えた「抗告訴訟」が11月27日に那覇地裁で判決が出されます。農水省がサンゴの移植を県に指示したのは違法とする「サンゴ移植訴訟」もたたかわれています。

 講演した辺野古関連訴訟弁護団の加藤裕弁護士は、行政不服審査請求を使った県の撤回処分停止などの国の無法なやり方を批判し、「地方自治、沖縄の民主主義、日本の民主主義の破壊など全国の問題だ」と指摘しました。

 日本自然保護協会の安部真理子氏は、工事がジュゴンのえさの藻場など生物多様性の破壊につながると指摘。「工事中止はもちろん、国による再調査、県として保護をかけることも必要」と訴えました。

 日本共産党の赤嶺政賢、立憲民主党の近藤昭一の両衆院議員、社民党の福島瑞穂、沖縄の風の伊波洋一、高良鉄美の各参院議員があいさつ。赤嶺氏は「総選挙でオール沖縄の候補の当選で、新基地ノーの民意を示そう。全国で市民と野党の共同を広げ、野党連合政権を」と訴えました。

 集会には玉城デニー知事がメッセージを寄せました。


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