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2020年10月9日(金)

岩国へのF35B追加配備やめよ

中四国防衛局に大平氏ら要請

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(写真)要請書を手渡す大平氏ら(右)=8日、広島市

 日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員・衆院中国ブロック比例予定候補は8日、米軍岩国基地(岩国市)へのステルス戦闘機F35Bの追加配備の撤回と広島県上空への飛行中止、海兵隊員の民家侵入事件について中国四国防衛局に要請しました。

 要請項目は(1)F35Bの広島県上空での飛行訓練はやめるよう米軍に要請を(2)岩国基地所属の海兵隊員などが、日本の法令を順守し広島市民に被害や不安、迷惑をかけないよう強く要請するよう求めたもの。

 大平氏は要請に先立ち、岩国基地所属の海兵隊員が広島市西区の民家に侵入した事件(3日夜9時ごろ)で、被害者宅を訪問し、お見舞いと聞き取りをおこないました。78歳の被害男性は、「海兵隊員に、防音用の厚い窓ガラスを体当たりで割られ自宅に侵入され、『お金、お金』と請求された。断ると襲われ非常に怖かった」と証言しました。

 被害現場は窓ガラスが割れたままで、被害者は補償や二度と海兵隊員が夜出歩かないようになどを大平氏らに語りました。

 対応した中国四国防衛局の藤田充孝報道官は誠実に厳正に対処すると回答しました。

 要請には、大西オサム衆院広島1区予定候補、藤本さとし同2区予定候補、辻つねお県議、中原ひろみ広島市議らが同行しました。


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