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2020年9月27日(日)

総選挙 新しい政府つくり、暮らし支える政治を

東京・墨田、葛飾区 小池書記局長訴え

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(写真)小堤衆院東京15区予定候補(右)、伊藤衆院東京14区予定候補(左)とともに訴える小池書記局長=26日、東京・錦糸町駅前

 「総選挙での党躍進と共闘勝利で新しい政府をつくり政治を変えよう」―。日本共産党の小池晃書記局長は26日、東京都墨田区JR錦糸町駅前と葛飾区JR亀有駅前で街頭演説を行いました。

 小池氏は「経済効率最優先で国民に自己責任を強いる新自由主義の政治を続けるのか、大本から転換するのかという政治の太い対決点が浮き彫りになってきた」と強調しました。

 小池氏は、安倍政権の7年8カ月が憲法破壊、2度にわたる消費税増税、政治の私物化、コロナ対応での混迷だったにもかかわらず、菅義偉新政権が「安倍政治継承」を唯一の旗印としていることについて、「安倍政治を反省することも、軌道修正も、目先を変えることすらもできない自民党に未来はない」と批判しました。

 国民がコロナ禍で疲弊している下で、菅氏が「自助・共助・公助」を繰り返していることについて、小池氏は「休業で危機にある業者、学費が払えない学生にさらに『自助』を求めるのか。政治の役割は公助であり、憲法25条の生存権を保障することだ」と強調。また来年度概算要求で、軍事費に5・5兆円を計上していることについて「軍事費を削ってコロナ対策に回せ」と主張。買収事件で公判中の河井克行、案里両被告に1・2億円の政党助成金が流れていたことについて「税金で民主主義を壊した自民党は許されない」と訴えました。

 小池氏は、首相指名選挙で立憲民主党の枝野幸男代表から「政権交代を実現するために連携を」と投票依頼があり、野党連合政権をともにつくる意思表示として共産党は枝野氏に投票したことを紹介し、「一歩前に進んだ。次の総選挙で政権交代を実現しよう」と力を込めました。

 小池氏は、タレントの毒蝮三太夫さんが「一番まともなのが共産党。庶民の側に立っているということが伝わってくる」と述べたことを紹介。「市民と野党共闘の要、共産党を大きくしてください。東京比例区で現有2から4議席に躍進させてください。暮らしに希望を」と訴えました。

 小池氏とともに、墨田区では伊藤大気衆院東京14区予定候補が「生きる、学ぶ、働く権利を阻む政治を変えよう」、小堤東衆院東京15区予定候補が「2千人の若者の声を聞いた。青年に手を差し伸べる政治を」と訴え。葛飾区では新井杉生東京17区予定候補が「医療、介護従事者が安心して働けるため検査強化を」と訴えました。

 墨田区で演説を聞いた年金生活の女性(76)は「共産党に情熱と勇気を感じる。野党共闘に期待を感じる。政権交代してほしい」と話しました。


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