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2020年9月18日(金)

敵基地攻撃能力の保有

宗教者ら“異議あり” 国会前で抗議行動

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(写真)敵基地攻撃能力保有に反対する宗教者の人たち。左はあいさつする井上哲士参院議員=17日、衆院第2議員会館前

 政府・自民党がミサイル防衛を口実に検討している敵基地攻撃能力の保有。これに反対する宗派を超える宗教者が17日、国会行動を行いました。平和をつくり出す宗教者ネットの主催で、20人が参加しました。

 主催者あいさつした日本キリスト教協議会総幹事の金性済(キム・ソンジェ)さんは「安倍首相に代わり菅政権が発足しました。前政権の大変な置き土産が敵基地攻撃論です。2015年の安保法制にも匹敵する問題であり、『アベ政治を許さない』私たちは、憲法9条の深い意味に立って、この問題を学んでいきたい」とのべました。

 ジャーナリストの前田哲男さんが、敵基地攻撃論を批判する報告をしました。

 集会後、衆院第2議員会館前での行動で各宗派・教派の祈りを行いました。

 日本共産党の井上哲士、社民党の福島瑞穂両参院議員が参加。井上氏は「憲法にも、国際法にも違反し、かえって日本を危うくするのが敵基地攻撃能力の保有です。みなさんと力を合わせ、必ず阻止しましょう」とあいさつしました。


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