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2020年9月13日(日)

希望の政治ともに

共産党議員ら街頭から訴え

■兵庫・尼崎 倉林氏 こくた氏 こむら氏

 日本共産党の倉林明子副委員長・参院議員、こくた恵二国対委員長・衆院議員・近畿ブロック比例予定候補(京都1区重複)、こむら潤近畿比例予定候補(兵庫8区重複)は12日、兵庫県尼崎市のJR尼崎駅北側で街頭宣伝しました。

 倉林氏は、7年8カ月の安倍政権の下で医療・社会保障は切り捨てに次ぐ切り捨てで、コロナ危機でその脆弱(ぜいじゃく)さが明らかになったと告発。新立憲民主党が新自由主義の転換を掲げるなど野党が一致して政治を変える展望が見えてきたとして、「総選挙で安倍政治を本当に終わらせよう。日本共産党を大きくして、市民と野党の共闘の力で希望ある政治を」と訴えました。

 こくた氏は新しい政治の方向として、(1)憲法に基づき立憲主義・平和主義・民主主義回復(2)暮らし応援の経済(3)多様性を認め個人を尊重する社会―の安倍政治転換の三つの方向と日本共産党の七つの提案を示し「共産党がいてこそ共闘はしっかりする。比例は日本共産党、この兵庫8区は、こむらさんをぜひ」と呼びかけました。

 こむら氏は「うそや偽りの政治をこれ以上子どもたちに見せたくない。憲法を守り、命と暮らしを大切にする当たり前の政治を」と訴えました。

 街頭宣伝に先立ち、倉林氏は尼崎医療生協・虹の会・ヘルス企画共産党ファンクラブの「日本共産党を知るつどい」で語り、こくた氏は尼崎日本共産党後援会総会で記念講演しました。

■京都 井上氏 ちさか氏

 日本共産党の井上哲士参院議員は12日、ちさか拓晃衆院京都2区予定候補らとともに、京都市左京区内3カ所で街頭演説に立ちました。光永敦彦府議、樋口英明、加藤あい、冨樫豊の各京都市議が参加しました。

 三条京阪駅前で井上氏は、安倍晋三首相の辞任表明後、内閣支持率が上昇していることについて「国民が安倍さんの辞任を待っていたことの裏返しだ。国民は変わることを期待しているのに、後継総裁候補らは安倍政治継承の大合唱だ。総選挙で審判を下すしかない」と述べました。「コロナ危機を体験したことで、次の総選挙での太い対決軸が見えてきた」とし、「新自由主義の転換、消費税の減税が、総選挙に向けた野党共闘の大きな旗印となる」と強調。「日本共産党を伸ばすことが、市民と野党の共闘を前に進める上で不可欠。どうか躍進させてほしい」と訴えました。

 ちさか氏は「この京都2区で、市民と野党の幅広い連携をよびかける候補者は私だけです。総選挙で、比例での躍進とともに、私を国会へ押し上げてほしい」と力を込めました。

 石田紀郎市民環境研究所代表がマイクを握り「安倍総理は何も責任を取らずに辞めていく。新たな政治勢力でこの政治を終わらせないといけない。総選挙でも市民と野党の連合に力を尽くしたい」と述べました。

■長崎 まじま氏

 日本共産党の、まじま省三衆院九州・沖縄ブロック比例予定候補は11日、長崎県諫早市と大村市で街頭演説をしました。JR大村駅前では、地域の支持者や党員が集まり、拍手や声援を送っていました。

 まじま氏は、コロナ禍の下、「一番経済効果がある対策は消費税の引き下げであり、共闘を進める他の野党からも『消費税減税・ゼロ』の方向が出ている」と述べました。自民党総裁選で菅義偉官房長官が「自助、共助」を国民に求めていることについて「働く人たちは多くが非正規。そういう人たちを助けるのが政府の役割」と批判し、「税金を教育や社会保障に使い、8時間働けば普通に暮らせる、ルールある社会をつくっていこう。野党連合政権をつくろう」と支援を訴えました。

 演説を聞いていた60代の女性は「コロナで仕事をなくした方を救うのが政治の一番の課題。政府は責任を放棄している。野党共闘で今の政治を変えなければ」と話しました。

 この日、まじま氏は地域の支部とともに、数人に入党の呼びかけを行いました。


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