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2020年9月11日(金)

合流新党代表に枝野氏

新自由主義からの転換 主張

党名は立憲民主党

 立憲民主党や国民民主党などが「解党」の上で新たに合流して結成する新党の代表選挙が10日に投開票され、立民の枝野幸男代表が、国民の泉健太政調会長を抑えて新代表に選出されました。同時に党名選挙も実施され、新党名は「立憲民主党」となりました。新党には衆参両院議員149人が参加し、15日に結党大会を行う予定です。

 枝野氏は代表選投票前の所信表明で、新党が目指す社会は綱領で明確だと述べ、「自助や過度な自己責任を押し付ける新自由主義的な社会を変え、ベーシック・サービスを質量ともに充実させる、再分配機能を取り戻す、命と暮らしを守る支えあう社会をつくっていこう」と呼びかけました。「立憲民主党」を新党名として提案し、「新自由主義を掲げる自由民主党に対して、もう一つの受け皿となるべく、ルールを守り、個人を尊重する立憲主義を掲げてたたかっていく」と訴えました。

 衆参両議員149人による投票で、枝野氏は107票を得ました。枝野氏は当選直後のあいさつで、政府・与党が新型コロナウイルス感染症対策など臨時国会での本格論戦から逃げて解散・総選挙に打って出るならば「正面から受け止めて国民のみなさんの選択肢になろう」と訴え。国会や選挙で自民党とたたかう上で、「立場の違いを超えて国会で連携する各党・各会派のみなさんと、引き続きさらに深い連携をしてたたかっていきたい」と述べました。


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