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2020年8月24日(月)

医師のリスク改善を

京都・木津川 倉林氏、相楽の医師会長と懇談

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(写真)医師会長と懇談する、倉林氏(正面右から2人目)と府議、木津川市議ら=23日、京都府木津川市

 日本共産党の倉林明子副委員長・参院議員は23日、京都府・相楽(そうらく)圏域(木津川市、精華町、和束=わづか=町、笠置=かさぎ=町、南山城村)の医師会会長と、新型コロナへの対応や地域医療への影響などについて、木津川市内で懇談しました。京都府議団、木津川市議団の各議員が同行しました。

 医師会長は、コロナ対応で医師一人ひとりの仕事量が格段に増える一方で、収入が著しく減少している実情を報告。国のちぐはぐな対応にも疑問を呈し、「まず必要な医療機関にふさわしい税金の使い方をしてほしい」と述べました。また、山城南保健所管内にPCR検査センターをつくる医師会としての努力を紹介。一方で、医師自身が感染すれば、その地域の医療体制が崩壊してしまう恐れもあり、「やむを得ず患者受け入れを断る診療所などの立場も理解できる。医師が捨て身でやるには限界がある」と語りました。

 倉林氏は、日本共産党の志位和夫委員長が行った、国へのコロナ対策緊急申し入れ書を手渡し、「医師がリスクを負いすぎている。検体採取などは、行政が責任をもって体制などをつくるべきだ」と指摘。「地域の不安を取り除くよう検査数を抜本的に増やす体制づくりと、感染リスクの高い施設での定期的な検査が必要」という点で一致しました。


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