2020年8月9日(日)
電話相談会場へ
埼玉で伊藤議員
 （写真）藤田氏（左から２人目）らから話を聞く伊藤氏（左端）＝８日、さいたま市 |
日本共産党の伊藤岳参院議員は８日、「コロナ災害を乗り越える いのちとくらしを守る なんでも電話相談会」の埼玉県の会場を訪問し、相談員らから話を聞きました。
「反貧困ネットワーク埼玉」の藤田孝典代表は「職場が休業支援金をもらうことを認めてくれない」などの相談があったと説明。雇用調整助成金や休業支援金は対象の期間が決まっているため「秋以降、さらに生活困窮者が増えるのでは」と懸念を表明しました。
また、藤田氏は路上生活者から話を聞く「夜回り活動」で、栃木県から仕事を求めて埼玉県に来たものの、仕事が見つからず路上生活となったタクシー運転手と出会うなど、路上生活者が増えていると指摘。路上生活者のほとんどは国の特別定額給付金を受け取れずにいるとして「とにかく本人確認などができれば、すぐに受け取れるようにするべきです」と訴えました。
伊藤氏は「現場の運動と、議員との連携で一つ一つ実現していくことが大事ですね。国会でも貧困問題について取り上げたい」と応じました。
