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2020年7月31日(金)

布マスク 配布中止も

野党に厚労省 今月発送を断念

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(写真)新型コロナウイルスの感染実態解明の野党合同ヒアリング=30日、国会内

 日本共産党と、立憲民主党、国民民主党などの共同会派は30日、国会内で新型コロナウイルス感染実態解明の野党合同ヒアリングを行いました。政府が今月末から介護施設などを対象に追加配布予定だった布マスク(「アベノマスク」)約8000万枚について、厚労省の担当者は「7月下旬の発送は再検討となった」と述べ、配布中止を含めて検討していると明らかにしました。

 厚労省の担当者は、「配送の時期については改めて検討している」「介護施設等のニーズについて聴取した結果をふまえて検討しており、最終的には大臣が判断する」と語りました。

 野党議員から「すべて国の備蓄にするなど発送中止も含めて検討するということか」と問われ、「そういう可能性も選択肢としては検討の一つになりうる」と答えました。

 野党議員らは、「過去最多の感染者数になっている。介護現場からは布マスクよりもPCR検査をという声が出ている」「大変な税金の無駄遣いだ」「布マスクの配布は中止を」と訴えました。


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