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2020年7月4日(土)

コロナ解雇3万人超

厚労省調査 1カ月で1万人増

 厚生労働省は2日、新型コロナウイルスの影響で解雇や雇い止め(見込みを含む)にあった人が1日時点で3万1710人となったことを明らかにしました。6月4日に2万人を超え、約1カ月で1万人増加しました。

 厚労省の6月26日時点集計では、解雇や雇い止めが最も多い業種は宿泊業5613人で、飲食業4194人、製造業4133人の順。

 地域別では、東京都4571人、大阪府3248人、北海道1348人と続きました。

 一方、解雇や雇い止めを受けた非正規労働者は、9009人(5月25日以降の集計)で、1週間で増えた人数の65%を占めました。

 雇用調整の可能性がある事業所(相談を含む)は4万9020事業所にのぼっています。

 総務省の労働力調査では、「失業予備軍」となる可能性があるといわれる休業者は423万人にのぼっています。労働組合は、解雇規制や雇用調整助成金の適用・迅速な支給などで雇用を守るよう求めています。


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