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2020年6月27日(土)

医療・食料守る政治へ

紙・畠山氏 JA道中央会と懇談

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(写真)(右から)飛田、小野寺氏と懇談する(同4人目から)紙、畠山氏=25日、札幌市

 日本共産党農林・漁民局長の紙智子参院議員と畠山和也前衆院議員は25日、前々日の総会で新体制が発足したJA北海道中央会を訪ね、応対した小野寺俊幸新会長と飛田稔章前会長と農政や地域社会などの課題でなごやかに懇談しました。

 2008年から12年間、会長職を務めた飛田氏。「しんぶん赤旗」にもたびたび登場しました。TPP(環太平洋経済連携協定)交渉などで日本農業が犠牲にされてきた歴史を振り返り「食料自給率が低い国では国民は生きていけない。食を大切にする政治に」と要望。道と国の「緊急事態宣言」の自粛要請でアルバイトができず減収した学生たちにJAが食材を支援した活動に触れ「生活できない学生がいる現実こそ政治は認識してほしい」と訴えました。

 「農村地域で『ゆりかごから墓場まで』支えているのがJA」と小野寺氏。札幌市や遠軽町の厚生病院でコロナ感染者が見つかり、救急患者を受け入れてきた厚生病院を支える募金を始めたと紹介。「医療や食料は国が守るべきもの。地域で苦労している病院の対策をしっかり講じてほしい」と力を込めます。

 「まったく同じ思いです」と紙氏。不安の高まりで種苗法改定が国会で見送られたと言い「国民の声で政治が動く。命を支える分野こそ大事にするべきです」と応じました。


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